韓国ツアー:世界遺産「昌徳宮(チャンドックン)」編

皆さん、こんにちは。FUJIMURA CONTEMPORARY ARY. 韓国ツアー!
今回は、世界遺産「昌徳宮」編をお届けします。

 

 

 

14世紀後半から20世紀まで続いた李朝時代。その華やかな時代を現代に伝える王宮の中でも、美しい景観で見る人を魅了する昌徳宮は1997年にユネスコ世界遺産に登録されました。ここはチマチョゴリを着たガイドさん(日本語ガイドあり)が1時間20分かけてじっくり庭園内を案内してくれます。 皆さん、昌徳宮は、ご存知でしょうか?

 

昌徳宮(チャンドックン)は、1405年に、正宮である景福宮(キョンボックン)の離宮として建てられた宮殿です。文禄・慶長の役ですべての宮殿が焼失しましたが、1615年に第15代王光海君(クァンヘグン)が再建し、景福宮が再建されるまでの約270年間、正宮としての役目を果たしました。朝鮮の宮殿の中で王が最も長く住んだ王宮です。他の多くの王宮が戦争や火災、あるいは殖民地時代の日本の支配によって本来の姿を多く失っているのに対し、昌徳宮は保存状態がよく李氏朝鮮時代の趣や生活様式を色濃く残しています。自然との調和のとれた配置が卓越した点から1997年にはユネスコ世界遺産にも登録された王宮です。これから、昌徳宮の中をご説明します。

 

 

◆錦川橋(クムチョンギョ)
1411年に造られ、現在ソウルに残っている最古の石橋です。橋の手すりには動物の彫られていて、当時、橋の下を流れていた川は、今や影も形もないのです。

 

 

 

 

 

◆仁政門(インジョンムン)・仁政殿(インジョンジョン)
仁政門は王の即位式、臣下の朝礼、外国使臣の接見など国の重要行事が行われた場所です。仁政殿は昌徳宮の中では最も規模が大きく内部装飾にもその貫禄が感じられました。

 

 

 

 

 

◆宣政殿(ソンジョンジョン)
王が日常の国事を議論したり、学者や官僚が儒教の経典や歴史を勉強したり、儒生たちを集めて試験をしたり、宴を行ったりした公式の執務所でした。
現存する宮殿の中で唯一青い瓦の建物で、太陽の光に照らされてとても美しかったです。

 

 

 

 

◆大造殿(テジョジョン)
王と王妃の寝殿であり、王とその家族が生活した中宮殿でもあります。1917年、火災に遭い1920年に景福宮を移して建てられました。ここで最後の王である純宗が崩御したそうです。

 

 

 

1776年に建てられた2階建ての楼閣で、1階は宮中図書館であり、2階は閲覧室です。
下の写真がヨンファンダン、王族の休息空間として使われた場所です。ヨンファンダン前の広場では、王が参席する中で科挙の試験が行われたそうです。

 

 

 

 

◆プヨンチ
国王が釣りを楽しんだ池だそうです。
日本でも人気のドラマ「チャングムの誓い」で王様とチャングムが散歩した場所でもあります。緑の色が本当に綺麗で、池の上に浮かぶ松の木がとても幻想的でした。

 

 

 

宮中ながらも彩色を使わずに建てられた民家式建物もあります。昌徳宮には緑も多く、まるで森の中に迷い込んだようで、大変涼しかったです。

 

 

 

 

約1時間20分の世界遺産ツアーは昌徳宮の広さに驚き、緑の美しさに見とれ、かつて日本の皇族として生まれ、朝鮮王朝最後の皇太子妃となった李方子(まさこ)様が住んでいた場所ということで、日本とも繋がりが深いことを感じさせてくれます。
ソウルの街中から程近い場所に昌徳宮はあります。皆様も機会がありましたら、是非、直に歴史を感じてみて下さい。