リフォーム後の新しいお部屋に飾る楽しみ

皆さん、こんにちは。以前に『お客様宅訪問!!』をお届けしましたが、ご参考になりましたか?!購入した絵画を飾るというのは案外難しいと、ご相談を受けることがよくあります。

 

今日は、横浜にお住まいのO様よりインテリアについてご相談頂きましたので、その模様をお伝えしたいと思います。

今回、O様は10年ぶりにお引っ越しが決まり、お部屋をリフォームするとのこと。よって、家具、家電、絵画作品などの入れ替え&設置作業のご相談に…とご来店くださいました。

 

読書家でもあるO様は、趣味のアート作品以外にも多くの書籍を所蔵。オーディオ好きも相俟って、お部屋には置きたいもの(置かなければならないとも言います!)が沢山おありのようです。お仕事は大変お忙しい方でもありますから、「ご自宅での休日はゆっくり過ごしたい…」との想いを持ち、限られたリビングスペースを有効活用するには…というのがテーマでもありました。
対応させて頂きましたのは、当社代表の藤村。
まずは、お客様の自宅間取図より全体を把握。コレクションされている作品(特に飾りたい作品)等のインタビューを取りながら、先に部屋全体のイメージ作りからスタートです。

 

 

藤村 : 日本の部屋は平均的に白っぽい部屋、天井に明るい蛍光灯、家具は茶系あるいは黒系で、勿論、テレビ含めたオーディオ関連は黒。これが一般的なスタイルですね。しかし、日本の部屋は比較的天井が低く、狭い。
よって、近頃は窓の多い建築が多くなったとはいえ、まずは部屋全体を広くスッキリ見せる空間作りが必要です。そういう意味では、リフォームはいいきっかけですね。

 

O様 : そうですね。壁は白いクロスと決めていました。今からどんな白にするかを決めますが、余りにも白すぎると眩しくて落ち着かないような気がして…。それに、ピクチャーレールを部屋全体に取り付け、いつでも簡単に掛け替えられるようにしたいと思っています。

しかし、家具、家電などは「黒」しか考えていなかったのですが、他の色にするとなると、イメージが違ってきますね。

 

 

藤村 : 壁紙も、ピクチャーレールもそこまで考えていらっしゃったら大丈夫ですね。(●^o^●) 後々簡単!楽な掛け替え!は重要ポイントですよね。だからこそ、リフォーム時に後々のことまで考えて思い切るのは大切なことだと思います。
私の自宅は蛍光灯をほとんど使用しません。そして家電周囲の棚を白に統一しています。これがシンプルで、部屋を広く見せ、最も感じるのは、絵が引き立つということ。 絵が生き生きしています。

 

O様 : 確かに!想像できます。「家具全体を白に!」という点までは考えが及びませんでしたが、直接的な照明でない方がリラックスできるのでは?!と思い、ちょうどネットで間接照明を注文したところなんです。置き方のものです。

 

藤村 : その準備はさすがですね。さて、その間接照明についてですが、O様のお宅には天井に梁があり、リビングの天井に段差が生まれています。その辺りを利用して、天井にハロゲンライトを設置しておくと便利ですよ。(…とギャラリー内のライトを指さして。)これは、クロスの張り替えなどの大きなリフォームの時だからこそ思いきって行える工事ですから!!

 

O様 : (ギャラリー作品に、ハロゲンライトが当たり、美しく映える作品を眺めながら…)そうですね。それは気付きませんでした。

 

 

藤村 : このハロゲンライトは光が強いため、壁の作品側に当たっていたとしても部屋を大変明るくします。こうすると、絵画を際立たせながら、間接照明として生活の中の役割りも果たしてくれます。間接照明、特に蛍光灯は実に色気がない。

また絵画の表面のアクリル板に光が反射し、作品そのものも見えにくくする。絵画(=アート)は生き物です。やはり生き生きするよう飾って頂きたいですし、お部屋の居心地もアップさせてほしいですね。

 

O様 : 間接照明の購入までは準備しましたが、可動式ハロゲンライトまでは気付きませんでしたね。では、天井の(通常、蛍光灯をつけている)メインライトの電源を使って、シーリングファンでもつけてみようかな?

・・・・そうそう、私は立体作品(オブジェ)を是非飾りたいと思っていますが、いかがでしょうか?!

 

藤村 : 良くあるテレビ台の両端にガラス扉が入っているもので、中にライトが点灯するもの…特に背の高いテレビ台を捜して、ソファでくつろぐ際、自分の目線の先の棚の中に作品を飾り、ライトでも点灯出来れば、それもよいですね。または、O様のように複数、そして異なるアーティスト、異なる素材のオブジェを所蔵なさっている方なら、部屋のコーナーに棚をとりつけてしまうのもよいですよ。

床から数センチ上に一つ目の棚。床ぴったりでないところがポイントです。ここには背の低いオブジェを置けるよう2段目の棚までの間は大きくあけない。2段目の棚は一番下に飾るオブジェより背の高い作品を置くよう、少し高さを広げて下さい。同じく3段目の棚は、更に高さを広げるとよいです。

均等な棚より、下から上へ少しずつ高さの変化をつけ、棚が空(天井)に向かうに従い、広がりを持つようにすると空間バランスが良く、安定感が生まれますよ。

 

 

O様 : 逆ではないんですね。下の方が大きく、上に行くに伴い、小さく狭い棚が良いと思いきや、これはプロに聞かないと分からない感覚ですね。そこに、オブジェが置ければ、部屋の中がモダンでオシャレになりそうです。

 

藤村 : 余談ではありますが、リビングを広く利用するのに、ダイニングテーブルとソファ(リビングセット)をまとめるのもおすすめですよ。

 

O様 : それは、どういうことですか?!

 

藤村 : リビングには、食事をする際に利用するダイニングテーブルと、テレビを見る際に利用するソファセットを両方設置するのが一般的ですよね。それを一つにまとめてしまえるんです。昇降式のテーブルを使えば、食事をする時にはテーブルの高さをあげ、くつろぐ時間にはテーブルの高さを一番下まで下げるんです。そうすると、ソファに居ながら食事もでき、くつろぐことが出来るのです。

 

O様 : なるほど。そうすれば、テーブル&椅子(ソファ)のセットが部屋の中に一つでよいということですね。「必ず必要なものだな。」と思いこんでいただけに驚きです。大家族生活でもありませんから、多くのイスも必要ありませんし…。

“ライト、家具、棚設置含め、リフォームが終了!”そして「部屋が完成しないとイメージが湧かない…」と思っていましたが、今日のお話は大変参考になりました。

事前に理解しておけば、面倒で高額なリフォームも一度にまとめて効率良く行えますね。リフォーム会社の方と再度打ち合わせして進めたいと思います。色々購入したり、工事を始める前で「何より!」本当に助かりました。

本日は色々と有難うございました。面白い話もたくさん伺えました。早速、家具屋を回ってみようと思います。明日はリフォーム会社の方とも打ち合わせですし…。

 
ということで、リフォーム終了後、当社スタッフでO様宅訪問。作品の飾り付けなどをお手伝いする予定になっています。これはまた続編レポートとして、皆様にもお届したいと考えています。

 

今回は初の試み…「対談型」でお送りしたレポートはいかがでしたか?!

当ギャラリーホームページをご覧の方でご相談ある方は是非お申し出下さい。皆様のお力になれれば幸いです。O様もこのレポートに対するご協力ありがとうございました。(*^_^*)

今後も、機会ありましたら、このようなアドバイス含め、様々な提案をしてまいりたいと思っております。