目指せ青森!自転車の旅(3)

皆さん、こんにちは!富士山の冒険に続き、またとんでもない冒険のレポートを書くようになりましたチェ・ヨンジンです。
私は夏休みの期間中、東京の家から青森まで自転車旅行に行ってきました。ちなみに私は年明けの頃、東京から伊勢神宮まで自転車でお参りに行ってきたことはありますが、今回の東京~青森は、東京~伊勢の距離(500km)の倍に達する約850km!しかも平野が多い東海地方とは違って山だらけの東北巡りです。今から皆さんに私の旅の生々しい中継をさせて頂きたいと思います。新幹線でもない、車でもない、バスでもない、自転車の旅…スタートします!敬語は省略します。何卒ご了承ください。


 

 

≪3日目≫2009年8月22日
ようやく旅も3日目に入る。

朝6:00、目が覚めたら脚と腰に激しい痛みが感じられる。今日のサイクリング、大丈夫かな。30分間漫画喫茶の狭いブースの中でストレッチングをしてからドアを出た。今日もすごくいい天気。携帯で天気を確認してみた。雨はふらないようだ。

 

7:00、今日の旅が始まった。道路の状態も舗装工事が終わったばかりらしく、とてもいい感じだ。このペースなら午前中に福島市を越えられそう。
8:00、コンビニによってお水とお弁当、そしておにぎりを買った。朝ごはんを食べ、再びナビをチェック後、出発。余り険しい傾斜のない、楽なコースだ。スピードを出し始めたら、脚で電流が流れるような感じが伝わる。スピード計は30km前後で動いている。福島は何がおいしいだろうなどのくだらない妄想をしながら自転車を走らせた。

 

Wakaba MACHI

 

Wakaba CHO

 

郡山市の若葉町。同じ場所なのに表示板のローマ字表記が「machi」「cho」で違う。やっぱり日本語は難しい。

 

日本橋と書いて「ひもと」と読む

 

12:30、あら?と思うぐらいの登り道登場。約10度ぐらいの傾斜が長く繋がっている。いつの間にかスピードは20km以下まで下がってしまい、汗が雨のように流れる。しんど~~いと思いつつ、結局自転車から降りて押し始めた。
約15分ぐらい歩いたかな?激安の国道ドライブインラーメン屋さん発見。なんとセットメニューで480円!!!これは後の為にでも食べないとと思い、早い感はあるが、お昼休憩をとることにした。

 

お店の外観

 

これが480円のラーメン定食。ボリューム抜群!

 

 

食事のおかげで元気回復。自転車を押す代わりにギアを変速させて走り出した。ようやく登り道も終わり、下り道が現れた。なだらかな登り道とは違って下り道はかなり急な傾斜。あっという間にスピードが45kmまであがった。

 

 

約1時間頑張って自転車を押しながら昇ってきた道を5分で走りだした。気がついたらもう福島市内。ちょっと早くない?とびっくり。流石福島県の中心都市だ。車と人の移動量が一気に増加する。このペースなら今日は明るいうちに宮城県に入れるかも。
ほとんど休憩を取らずに国道4号を走り抜けた。周りはパチンコ、スーパーマケット、コンビニ、中古カーセンターが繰り返して現れる。福島市を出てからしばらく時間が経ち、桃の直売所が1つ、2つあらわれてきた。そうだ。今は早秋。まだ残暑はあるとはいえ、まさに桃の季節ではないか。しかもここは日本国内でも、桃で有名な福島県。早速味見させて頂こう~

 

 

桃が一番美味そうな(実は女子高生の看板娘がいた( *´艸`) お店の前で自転車を止め、桃の値段を見た。凄い安い。この値段ならクール便でお家に送ってもいいかも。値段を見ながら迷っていたら女子高生のお母さんに見える、おばさんが話を掛けてきた。

 

おばさん:何年生なの?
私:はい?
おばさん:お兄さん、どこの学校?
私:あの…大学生ですけど、、、。
おばさん:あ、そう?すっかりうちの娘の友達かと思ったわ。ごめんね~
私:あははは~いいですよ~~(どこが高校生に見えるのか–+++)ってか、桃美味しそうね。
おばさん:あら、失礼だわ。うちの桃、全く無農薬だからね。本当に甘いの。
私:マジで?おすすめは何?私、出来れば家にクール便で送りたいんだけど。
おばさん:お兄さんのうちってどこ?持って行けばいいじゃん。バッグもあるし、自転車乗っていくんでしょう?
私:おばちゃん、私のお家東京だけどw 今旅行中で、ここに偶然寄ってみたの。
<中略>
…などの意味のない話をしながら水分と糖分摂取の為、桃を一つ選んで、その場で洗って食べてみた。なんと絶妙な甘味と酸味、そして水分のトリプレーションか!看板娘に惚れて自転車から降りてしまった私を浄化してくれる、清らかで純粋さまで感じられるほどの味。今まで私が食べてきた桃は一体何だったんだろ。
味に夢中になっている私に再びおばさんが話を掛けてきた。

 

おばさん:お兄さん、どこまで行くの?
私:青森まででしょ。途中諦められるかもしれないけどw
おばさん:すごいねぇ~頑張ってね~若いっていいね。夢があるじゃん~
私:あははは;;(大袈裟ですけど)
おばさん:あ、うちの娘もね、毎日東京に行ってモデルさんになるって言ってるの。まったく、勉強は全然しないしね。東京は綺麗なお嬢さんでいっぱいでしょう?ユキ!ちょっとこっち来て! あんたもこのお兄さん見習わなきゃ!
私:(慌てて)いやいやいや、そんな~娘さんもすごいお綺麗ですよ。(本当に美少女だった)
そして、娘さんが自転車で東京に行くって言われても困りますし(笑)
<中略>
…などの意味のない話はまた30分間続いた。やっと話が終わり、自転車に乗るところ、女子高生のお嬢さんが桃の入っている袋を持ってきた。
私:え? お嬢さん、これ、何?
女子高生:あの…お母さんが…
と言いながら、彼女は顔を照れながら逃げ出すようにその場を去っていった。現役のアイドルと比べても遜色のない可愛い顔だった。私は、おばさんにお礼を言って再び自転車を走らせた。

 

 

桃の直売所からはまた昇り道の登場。かなりの傾斜だ。もう少し、もう少しと自分を励ましながら一生懸命ペダルをこぎ出した。登り道は30分ぐらい続いた。そして、登り道の終わりかと思ったら、そこには表示板が一つ立っていた。宮城県だ。

 

 

 

16:10、宮城県に入ってきた。南東北の始まり。下り道をフルスピードで走りだした。約20分ぐらい走ったか、白石市街が見えてきた。パチンコ、ゲームセンター、スーパーマーケット、それにマクドナルド、休憩に必要なすべてが備わっている。でも止まらなかった。桃屋で過ごした時間を挽回するために、暗くなる前に1cmでも進むために、自転車を走らせた。スピードは30km前後だった。
しかし、平地はあまり長くなかった。白石市を出ると思ったら再び現れた峠道。さっきよりも急傾斜で、距離も長い。一つ越えたと思ったらもっと高いやつが出てくる。カーブも多くて下り道でもスピードを出すことができない。

 

19:00、周りは真っ暗。まだ峠道だ。どこかで獣の吠え声が聞こえる。山犬?狐? なんだろう。山の神様、どうか無事に通らせて下さい。

 

20:30、岩沼市通過。たった(?)30kmに4時間半もかかってしまった。ここからは街路灯のある文明世界。急にお腹がすいた。緊張がゆるんだせいだろう。でも仙台に着いて牛たんを食べるまでは我慢しなきゃ。その時、自分の中の悪魔が囁いた。「仙台の牛たんなんて大したもんじゃねぇ。ここで適当にコンビニのお弁当でも食べれば?」
でもせっかくここまで来てあきらめたくはなかった。何よりもここから仙台まではたった20km。しかもほとんど平地だ。脚と腰にはもう力さえ入らない状態だったが、それでもペダルを回すことぐらいは出来た。

 

22:30、仙台駅着。今日の終わりだ。仙台駅前は凄く賑やかで、渋谷、新宿にいるような感じまでする。旅に出て以来こんなに人が多いのは初めて見る。流石東北の中心都市。私は仙台駅の周りをぐるぐる回った後、急いでナビを検索、オススメの牛たん定食屋に向かった。

 

さすが東北一の大都市仙台
さすが東北一の大都市仙台

 

久々に見る不夜城である
久々に見る不夜城である

 

仙台にもあった! JRの横浜特集
仙台にもあった! JRの横浜特集

 

 

23:00、遅い時間にもかかわらず、外には列が並んでいた。私は「どれだけうまいねん」と思いながら20分を待ち、ようやく中に入って牛たん定食、生ビールを注文した。
食べた感想は…美味しい。お肉が口の中から蕩ける。悪魔の誘惑に乗らせられなくてよかった。スープとムギごはんが良く合う。それにビールは…まるで天国。

 

 

 

0:00、味を楽しんだ後、駅から自転車で15分程の距離にある漫画喫茶に着き、シャワーを浴びてブースに戻ったと思ったらそのまま眠りに落ちてしまった。今日一日も長かったなぁ…明日からはもっと大変かも…

 

走行距離:郡山駅の近く~仙台駅(130km)

 

 

■目指せ青森!自転車の旅アーカイブ=====
目指せ青森!自転車の旅(1)
目指せ青森!自転車の旅(2)
目指せ青森!自転車の旅(3)
目指せ青森!自転車の旅(4)
目指せ青森!自転車の旅(5)
目指せ青森!自転車の旅(6)
目指せ青森!自転車の旅(7)最終日
目指せ青森!自転車の旅(8)番外編
==========