ART EXPO NEW YORKで発掘したスティーブホールマークのご紹介

本日は、このブログでは余りご紹介させて頂いた事のない「スティーブ・ホールマーク」について、多くのお写真とともにご案内したいと思います。スティーブ・ホールマークは、FUJIMURA CONTEMPORARY ART.でご紹介させて頂き始めて3年程になるアーティストです。

 
彼との出逢いは、2008年のニューヨークアートエキスポ。世界最大規模と言われるこのアートショーには、約8000~9000人ものアーティストが出展し、明日のアート界のスーパースターを目指します。今は、東京も然り、中国や、ヨーロッパ各地でもアートエキスポは開催されますが、私共が訪れたニューヨークアートエキスポは、老舗中の老舗、“元祖”といったところでしょうか。

 

規模が大きいだけに、会場内の食事スペースが印象的でした(-。-)y-゜゜゜いきなり余談ですが。プライスもピンキリ、世界中から有名なアーティストも参加の、とにかくすごいアートショーなのに、ステーキを焼いており、しかも「じゅわ~!!」というレストランさながらの音とおいしそうな香りを乗せた煙&湯気が上がるのを見た時には、思わず、全ての仕事を忘れてしまったのを今でも覚えています。人間の持つ五感の「アートとは違う本能の部分」に強く刺激されたのが、印象的でした…(@_@;);;

 

余談はこれくらいにして…

スティーブ・ホールマークはアメリカ セドナ在住のウッドスカルプチャーアーティスト。下のお写真でも分かるように、大変朗らかな優しいオーラを放つアーティストです。奥様もチャーミングで、いつも笑顔の絶えないご夫妻です!!!(^。^)y-.。o○

 

ラブラブなスティーブご夫妻
ラブラブなスティーブご夫妻

 

このアートは、とても根気のいる作業の中からしか生まれません。なぜなら、全てにおいて大変時間のかかる作業のもと作られているからです……といいますのも、これらのウッドスカルプチャーは、素材である木材を探しに出かけるところから始まるのです。

 

設 計 図
設 計 図

 

設 計 図
設 計 図

 

形 成 後
形 成 後

 

スティーブの住むセドナは世界一のパワースポットとしても名高い、歴史ある土地。人類はここから生まれた…という説がある程です。
セドナについては以前にこのブログでご紹介したことがこざいますが、その際も沢山のお問合せが来た程ですから、人気・注目なのは既に皆様の方がご存じかも知れません。スティーブホールマーク氏は、まさに「大自然」の中に居を構えています。見渡す限りの広大な大地(赤い土の大地、砂漠のような乾いた場所)が、自宅前に広がるのです。いつの日か、スティーブホールマーク氏の自宅前で上がる気球のお写真もご紹介したいとも思っています。そんなご自宅兼アトリエなのです。

 

大型の削り機械
大型の削り機械

 

最初の削り行程の様子
最初の削り行程の様子

 

かなり大きい作品ですね!
かなり大きい作品ですね!

 

そこで、スティーブが次の制作に取り掛かる際、必要なのが、材料ともなる木材です。それは、彼が材木屋から購入する訳ではないのです。自ら、セドナの乾いた大地から収集してきているものなのです。自然との共存から生まれたアートとは、このことを言うのではないか?とも思います。
制作前には、設計図なるものが必要です。感覚的に制作しているようにお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、実は、しっかりした設計図が存在するのです。イメージ通り仕上げる為の最も大切なベースですね…。

 

(これは以前にもちょっとご紹介しましたが)実は、この便利な時代にも関わらず、彼とは音信不通になることが時々あります。最初は「なぜだろう…」と随分心配したものです。しかしながら、近頃は、我々も慣れたものです。「あっ!今は、木の採取に出掛けているのだ…」と。

 
携帯電話も通じない、勿論、パソコンなど持ち歩くこともないそんな場所。今の時代にそんな場所があるのか…?と疑いたくもなりますが、あるのです。まさに、スティーブホールマーク氏が木を発見する場所。作品の材料となる「大切な木」が眠る場所なのです。そこにはテント生活が待ち受けています。テントを広げたり閉じたりしながら、彼は数日アトリエに戻ることなく、「特別な木」を求めて彷徨います。スティーブホールマーク氏は「一週間は戻らないから」と言い、放浪の旅に出掛けることがあるのだそうですが、まさに彷徨ってなんかはいないのです。探し続けているのです。

 

以下、海外での活動の様子をご紹介します。

 

スティーブホールマークご本人
スティーブホールマークご本人

 

ギャラリー入口
ギャラリー入口

 

これは、ロサンゼルスのギャラリーでのひとこま。奥様、そしてスティーブホールマーク氏が代わる代わる同じカウンターの脇に立っています。カウンターの高さや大きさは、人物のサイズから想像して頂ければご理解いただけるかと思うのですが、いかに、展示している作品が大きいのか?が分かります。基本、このような大きなサイズの作品を中心に手掛けていらっしゃいます。

 

しかしながら、日本は特別なのだそうです。スティーブホールマーク氏曰く。来日の経験がないので、実際の日本の様子や暮らし、街の様子に日本人のキャラクターは理解できていないように思います(当然ですね!(-”-))

 
しかし、今年の大震災の後も積極的に声をかけて下さり、また、せっかく制作するなら気に入ってもらいたい…そんな熱い思いが作品になったようです。日本サイズは特別に小さく作られています。スティーブホールマーク氏の作品は小さいほど、難しいのだそうです。

 

他のアーティストとのコラボ企画
他のアーティストとのコラボ企画

 

円盤型の作品には、日常が写ります。
円盤型の作品には、日常が写ります。

 

明るめのオレンジの作品
明るめのオレンジの作品

 

このブログでも数回掲載しておりますが、「SAVE THE EARTH」という企画に乗って、日本のみ「丸い形」の販売を行っております。「丸い形」=「地球」です。

 
このように、簡単には会えませんが、遠く離れた特別な大地から届けられる自然の恵みをいっぱい抱えたアートとの出逢いは、まさにご縁でしかありません。ハッと目の覚めるような美しいカラーも魅力的です。一度、ギャラリーでご覧になってみて下さい。
また、ロサンゼルスやカナダには、多くのスティーブホールマークコレクターがいるそうです。また、日本とは異なるコレクションをご所蔵されているでしょうから、いつの日か見比べられる日がくるといいですね。