ついに実現!
キム・ミンヒ、お客様との感動のワークショップ 2009.12.18~20
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こんにちは。フジムラコンテンポラリーアートの電気設備、パソコン関係、ネットワーク、通訳など、様々な事を担当しているチェ・ヨンジンです。今回は、キム・ミンヒ先生の来日展で通訳としての私が感じたことを皆さんにご紹介したいと思います。彼女のアートへのこだわり、インスピレーションなど、今まで紹介されなかったたくさんの情報が公開されます!! | |
毎月ギャラリーの展示テーマが変わるフジムラコンテンポラリーアート、12月のテーマはキム・ミンヒ先生でした。
それに、なんと18日~20日は先生の初来日展! しかも、ただ作品を壁に飾るだけでなく、先生の実際のアトリエをそのままギャラリーに再現し、作品の制作過程を披露しながら、簡単な作業はお客様にも体験していただく、新しいスタイルの企画です。
12月18日午後5時半、キム・ミンヒ先生がギャラリーにその姿を現しました。
簡単な挨拶後、先生はすぐ作業台の方に向かい、アトリエで使っていた道具を一つ一つ作業台に並べ始めました。
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この箱の中に先生の秘密が! |
珍しいストーンも初登場 | 先生のアトリエそっくりの作業台 |
テーブル二つ分の作業台があっという間に工具、韓紙のサンプルなどの様々な物でいっぱいになりました。物の配置も先生のアトリエとそっくりです。きっと、韓国のアトリエと同じ環境を作った方が効率がいいのでしょうね。
作業台のセッティングが終わって、次に先生がなさったのは、展示されている作品の「磨き」及び「光沢戻し」でした。来日展準備の際にスタッフが一度チェックした作品ですが、やっぱり先生の目には満足できなかったみたいですね。
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| 作品の光沢戻し | ギャラリーを見回っている先生 | 韓紙の準備もバッチリ! |
先生は自身の作品を展示会に出すことを 「お見合いする」、お客様に購入して頂くことを、「お嫁に行く」 と表現しています。作品一点一点をキレイにお手入れしている、そして作品を自身の娘や息子のように考える先生の姿から、作品への情熱と愛着を感じることができました。
3日間のたくさんのお客様方との出会いで、キム・ミンヒ先生が一番大事に考えたことは、お客様とのコミュニケーションでした。
「私は、皆さんに私の作品をただ “かわいい飾り” として見て頂きたいのではなく、私の作品の中に隠れているメッセージを見つけ、楽しんで頂きたいのです。」
お客様と一緒に韓紙を燃やし、その偶然の効果をお客様に直接体験して頂くことで、お客様はキム・ミンヒ先生の作品をただ眺めることから、その制作過程を一緒に楽しむことができます。 それに、お客様の質問一つ一つに対する丁寧で詳しい、分かりやすい説明で、お客様と先生の間には一層深いコミュニケーションやそれによる信頼関係が生まれます。
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| 楽しい韓紙燃やし体験 | まるで大学の授業のような… | 火を扱う作業も披露します |
既にご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、キム・ミンヒ先生はなんと26歳で教授になって以来、現在韓国内の大学の教授として講義活動を行っています。 このように長い間大学で講義をなさっている先生にも、自身の作品に対する日本のコレクター達の質問は新鮮でした。以下は通訳の私と先生との会話内容です。
キム 「今日ここにいらっしゃっているお客様って、工芸関係の仕事をなさっている方が多いですか?」
チェ 「いや…詳しくは分かりませんが、工芸関係の方はいらっしゃらないと思いますけど…」
キム 「そうですか。皆さんの質問…すごいですね。私の教えている学生よりも鋭い質問をなさってるんですよ。」
チェ 「あれ、そうですか。先生の作品への興味があるからではないでしょうか。」
キム 「それは嬉しいことですね。韓国のお客様とは雰囲気がだいぶ違って、ビックリしました。やりがいを感じますね。」
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| お客様の質問に答えている先生 | ビックリゲスト、じゅん君! |
そして、何よりも通訳の私を驚かせたのは、先生の技術でも、出来上がった作品のデザインでもなく、作品に対する先生のインスピレーションとこだわりです。
キム・ミンヒ先生は、作品を制作する前に、まずお持ちのストーンをテーブルにいっぱい並べて、じっと眺めるそうです。先生の表現では 「ストーンと会話をする」 ですね。
ストーンとの会話で、すぐ作品のイメージが決まり、制作に取り組むことが出来るそうですが、残念ながら、すぐイメージが決まらなくて、何日も作品を作れずに、時間だけが過ぎてしまうこともあるそうです。しかし、いくら時間が過ぎても現実と妥協して、適当な作品を作る事だけは絶対にしないそうです。
先生から聞いたこの話を、私の目で確かめる機会が偶然訪れました。
来日展二日目の休憩時間、先生の作品を眺めながら休んでいた私は、先生が何かを描いている事に気付きました。「何を描いているんですか?」 と話かけることすらできないほどの集中力で描いていたのは、作品のスケッチでした。
先生は、新しい発想、デザインが閃いたときは、場所、時間にかかわらず、必ずそれをメモとして残しておきます。後で聞きましたが、この時もお客様との会話の中で新しいデザインが閃き、それを残すために一所懸命スケッチしていたそうです。先生の作品に対するこだわりが分かる瞬間でした。
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| 先生のスケッチと作品の比較 | インスピレーションの瞬間 | スケッチは先生のアイディア・バンク |





















