2つの才能を持ち合わせる作家、ウレ・リトゲン画伯来日!

いよいよ作家と対面!
「ウレ・リトゲン来日展2013」、当日の様子をお伝えいたします☆

 

7月20日、フジムラコンテンポラリーアートにて、記念すべき3度目のウレリトゲン画伯来日展が開催されました。作家自身がギャラリーに足を運ぶのは約3年半ぶり!1度目は2009年6月、2度目は2010年1月、、、そして今回、久しぶりの日本、絵画ファンに久々に会える…ということでウレリトゲン画伯も心待ちにしてくださっていた当日。

 

今回初めてご参加頂いた方はドキドキ…毎度ご参加頂いている方は待ちに待っていた夢の再会…皆様、暑い中早めに会場(フジムラコンテンポラリーアート)にお越しくださり、拍手でウレリトゲン画伯をお迎えいたしました!

 

ギャラリー入口からの様子
ギャラリー入口からの様子

 

筆を手にとりつつ説明するウレ画伯
筆を手にとりつつ説明するウレ画伯

 

新作についても解説して下さいました
新作についても解説して下さいました

 

作家のトークショーでは、プライベートなお話から、使っている画材について…今回発表となった新作については作品の世界観やこだわり、伝えたいメッセージなど心内を熱く語って頂きました。

 

トークショー中には、新作2点をライトアップし、光の風合いを楽しみました。また、新作『SLEEP』『GATE OF LIGHT』は、額装された状態を見るのは作家もこの日が初めて。「上品な額だね、とても気に入ったよ。今回の世界観やテーマにマッチしていると思う」などなど、嬉しいお言葉も頂きました。

 

作品についての質問タイム
作品についての質問タイム

 

トークショー後は、特別に、ウレリトゲン画伯ご自身への質疑応答や、サインカードを頂く…等、フジムラコンテンポラリーアートでしか体験出来ない特別なお時間をくんで、自国ドイツの歴史や、今日の芸術に対して…様々なお話を頂きました。

 

 

 

この度初めてご来場頂いた皆様に感想を伺ってみると、

『参加出来て良かったです!本当に素晴らしい時間となりました。画廊は、敷居が高いイメージがあったんですけど…作家を通して、芸術を身近に感じる事が出来ました。こんなに近くで、直接お話が聞けるなんて…とにかく感動の嵐でした。』

と、終始感動の嵐で興奮状態だった事をお話してくださいました♪

 

FCA限定のサインカード
FCA限定のサインカード

 

作品を見るだけでも充分に感動は出来ますが…やはりアーティストとの対面、作品に対しての思い入れやメッセージを受け取れる機会は大変貴重です。音楽家でもあるウレリトゲン画伯は、翌日来日ライヴを控えているにも関わらず、お時間ギリギリまで、ご来店頂いた皆様に笑顔でお話されていました。

 

この度の来日展でスタッフが得たものは大きく、海を越えて作品が届く歓びを再感し、ヨーロッパの歴史や文化を毎年届けてくださる作家・ウレリトゲン画伯とも今展を機に、より深く信頼関係が築けるだろう…という想いを抱けた一日となりました。

勿論、20日以降もお客様のご来店は途絶えることはなく…会期終了まで沢山の方に楽しんで頂きました。この場をお借りしまして、改めて、ウレ・リトゲン来来日展2013にご参加頂き、アートを通して素晴らしい時間を共有出来た皆様に、スタッフ一同感謝申し上げます。ありがとうございました(^v^)

 

ハーブ&ドロシー ふたりからの贈り物

以前もお伝えしました「ハーブ&ドロシー」の続編が上映されました!

 

皆様覚えていますでしょうか? 前作は『ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人』というタイトルで上映されました。

ニューヨーク在住のアートコレクター夫妻、元郵便局員のハーブと図書館司書のドロシーが、つつましい給料で世界屈指のアートコレクションを築き、最後まで1点も売ることなく、全てをアメリカ全土の美術館に寄贈するまでを描いた物語です。

多くの映画祭でドキュメンタリー賞や観客賞を受賞し、大ヒットしました。日本でもドキュメンタリー映画では異例の大成功を収めました。そして今回続編を制作することになり、『ハーブ&ドロシー ふたりからの贈り物』が発表されました。

 

 

私共、フジムラコンテンポラリーアートのスタッフも前回同様、「ジャック&べティ」という横浜の老舗映画館に観に行ってきました☆

 

続編は、夫妻の人生とコレクションのその後を追う完結編です。ニューヨークの1LDKのアパートは「楊枝1本の隙間もない」ほどのアートで溢れ、そのコレクションは半世紀を経て5000点近くまで増え、国立美術館でも収蔵できなくなり…全米50州の美術館に渡ることになりました。

 

前作品の2人
前作品の2人

 

今回の作品で語るハーブ
今回の作品で語るハーブ

 

ドロシー
ドロシー

 

2008年から残りの作品群をアメリカ史上最大規模のアート寄贈プロジェクト「ハーバート&ドロシー・ヴォーゲル・コレクション50×50」として、全米50州の美術館に50点ずつ計2500点を贈りました。

その類まれなコレクターとしての資質とアートに対する真摯な生き方は、世界中のメディアで紹介され、敬意を持って受け入れられました。

 

映画パンフレット
映画パンフレット

 

 

 

一見難解で近寄りがたい現代アートの世界が、“ハーブ&ドロシー”という類い稀なコレクターの視点と、全米に散っていった2人の膨大な作品群、そして人々の素直な反応を通して、ぐっと身近に紹介されました。

 

「アートとは、一部の富裕層や知識人に限られたものではなく、誰にでも広く開かれたものであり、与え、共有することで、さらに豊かな体験ができる。」

 

今回の映画はアートに込めた2人のメッセージを、国境や時代を越えて伝えていく作品です。パンフレットにも記されています。「ロックフェラーじゃなくたって、アートコレクターになれる!」と。

 

また、日本では考えられない美術館での雰囲気ですが…映画の中では、小学生ぐらいの子供たちが、美術館員に連れられ、アートに対してどう感じるか自由に意見する場面などが出てきます。そして、ハワイの美術館では子供達が美術館の中を駆け回りながら、作品鑑賞しています。とてもアートの鑑賞のスタイルに寛容で、子供達がアートに触れて楽しみを感じられるよう、周りの大人たちが工夫をしているのもよく分かります。

 

協力した方のリスト
協力した方のリスト

 

応募基金参加のTシャツ
応募基金参加のTシャツ

 

2012年7月22日に、ハーバード・ヴォーゲルは、89歳の生涯を終えました。

なんと!!!ハーブの死後、1時間と経たないうちにナショナル・ギャラリーからプレスリリースが発表されました。国立美術館が、一介のコレクターの死を公式発表するのはかなり異例のことです。リリース3時間後にはネット上で記事が出始め、24時間以内にニュースは世界を駆け巡りました。一晩で約150メディアに取り上げられ、全米のアート界に与えた影響の大きさが計り知れます。

 

また、印象的だったのは…ハーブが亡くなった後の妻ドロシーの言葉です。

「アートの収集はやめることにした。夫との共同作業だったから、、、敬意を表して私の手で、薄めたり変えたりしたくないの。コレクションは終わり。」

 

彼らは若い頃から作品収集を始めましたが、数年後には有名なコレクターとなっていました。よって、当時、新人と呼ばれるアーティスト達は、こぞってハーブ&ドロシー夫妻に認められたい!と願っていたのだそうです。そんな彼らが作品収集を終了させる…というのは、一つの時代の節目でもあるかもしれません…。ちょっと切ないですね(U。U”)

 

私達フジムラコンテンポラリーアートは、『ハーブ&ドロシーふたりからの贈り物』の応援基金に参加しました☆映画のエンドロールに私共のギャラリー名が掲載されていますので、DVDをご覧頂く際は、是非チェックしてみてください。

尚、まだごく一部の地域では、映画館で上映されています(公式ホームページがありますので、ご確認下さいね!)

 

最後になりましたが、この映画はアート好きでこのブログをご覧頂いている方には、最高の映画です。泣けるような、微笑ましいような…分かる!分かる!とうなずける最高の一作。この世のアート好きには、絶対ご覧頂きたい映画です。是非!是非!!観てください。