吉野公賀展 ~FCA以外での活動報告②~

Q. では、2015年度の活動を教えて頂けますか?

A. 何と言っても、最初は…FCAの皆さんが岐阜のアトリエまで来て下さったことでしょう(*^。^*)今回の企画展に向け、描き貯めた作品をご覧頂いたり、ご意見伺ったり、次の作品に向けてのアドバイスを頂戴したり…。貴重なディスカッションでした!しかし、2月ということもあり、寒い中、お越し頂いた記憶ですね(笑)

 

Q. その後は?

A. いや、実は、フジムラさんの所で発表する作品の制作以外、ほとんど何も行っていないんです。と言っても、この『シリーズ心の種 -こころのしゅ-』に向けての準備はかなりかかりましたので、遊んでいた訳ではないですよ…(@_@;)

今回は、作品の制作方法にも様々トライしましたし、画材もユニークだと言われるものを使用しました。また、キャンバスの外枠にも色付けしましたし…。開催に至るまでの話合いの中でも、気付くことが沢山ありましたので、そこで追加した情報をスタッフの方にお届けしていくのも大事な作業の1つでした。

どうしても岐阜と横浜は離れているので、度々顔を合わせることが出来ない為、メールや電話が主体ですから、深い部分をご理解頂くのに、複数のやりとりが必要ですね。ですが、こうして何年間かのお付き合いにもなると、どこか分かり合える点などが増え、無事に個展開催まで至る事ができました。有難い限りです。

 

吉野公賀展『シリーズ心の種 -こころのしゅ-』in FCA
吉野公賀展『シリーズ心の種 -こころのしゅ-』in FCA

 

Q. では、当ギャラリーの個展に向けての準備以外は、ほとんど何もなさらなかったのですか?

A. はい。実は、余り目のコンディションも良くなくて、なかなか以前のように活動的に行動することが出来ず、今日に至りました。私の目は進行を遅らせることは出来ても、回復させることが出来ません。日進月歩の医薬品業界でもなかなか治癒の目途を立てる事はできないようですね…。患者の立場からすると大変不安な要素です。

 

Q. 以前よりもさらに制作に支障はありますか?

A. そうですね…見えにくい症状が多くなったので、苦労しています。

 

Q. では今回のFCAでの個展は大切ですね!お客様とお話したりしていかがでしたか?

A. 様々な意見が伺えて、良かったです。何より楽しくお話しできることはいいですね!中には、お客様が自らお菓子を焼いてきて下さったり…。わざわざお手間かけて申し訳ないとも思いつつ、美味しく頂き、ゆっくり出来て、嬉しいですね(^○^)♪

 

 

「FCAのお客様だな~!」と感じることも多々ありました(笑)沢山の作品鑑賞をして、沢山のお話を聞いて、作品鑑賞する経験が積み重なっている方々ばかりなので、勉強になることも多いです。ただの感想ではない時とか…。

第一、質問のレベルが違います。作品でも深い点を聞いて下さるので。余り出歩かなくなった私には、この会話は刺激的でもあり、大切な時間です。

 

 

そして、とりあえず、今回の企画展が無事に終了しましたら、フジムラさんでの個展も暫くはお休みさせて頂きます。次第に、万全ではなくなる自分の目に向かい合う必要があると今は感じています。

先程、申し上げました通り、この緑内障は進行すれど、治癒は有り得ない病気です。いつの日か?に備え、私なりに考え、準備せねばなりません。でも、作家を辞めたいと思う事は全くと言っていい程、無いのです。出来る限り続けていきたいと思っています。ですが、そんな私の希望や夢はそっちのけで進行するのが病気です。だとするならば…それに備え、今の自分に出来る事をきちんと整理・準備しておく必要があると思うのです。

また、皆様にいつの日か再会できる時があれば…。