最新作品情報(2/2)Ule W.Ritgen『最新作発表展 2018』

2018年度のウレ・リトゲン最新作、2作目をご紹介いたします。

 

Ule W.Ritgenの2018年最新作品Travelers Of Light

『Travelers Of Light』

 

■ウレ・リトゲン画伯による作品解説

春一番の力強い太陽の光がついに冬の爪痕を溶かし始める、そんな作品を作ろうとしていたら突然光の中からUFOが出現するのをみたんだ。

周知のように、たとえ宇宙にとってはちっぽけな距離を旅するだけだったとしても、秘密の扉「光のスターゲート」を抜けて高次元で旅をしなければ、光の速さでも何十年も、何百年も、いや何千年もかかってしまう。というわけでちょうどそんな旅人たちの一人が3次元に入ってきたところをここでは描いた。

 

モチーフ全体からUFOに至るまで、雰囲気的だけれど具体的な部分もある描写は遊び心に溢れていて、ほとんとシュールリアリズムに近いクオリティーだと思う。このモチーフを製作していた時、ただシンプルに頭の中に宇宙船が現れて、モチーフの中に織り込まずにはいられなかった。

最新作品情報(1/2)Ule W.Ritgen『最新作発表展 2018』

2018年度発表の最新作をご紹介致します。
まず1点目は、今月の企画展案内ハガキにてご紹介させて頂いた作品。

 

Ule W.Ritgenの2018年最新作品Schweigen

『Schweigen -沈黙-』

 

■ウレ・リトゲン画伯による作品解説

タイトルの「Schweigen」を訳すとしたら「沈黙」なんだけれど、本当のニュアンスは「何も言わないこと」ではなくて、「無を語ること」なんだ。同タイトルの詩(※)は、言葉にがんじがらめになっている世界から無の境地への魂の離脱と解放を表現している。そのプロセスが全て素晴らしく詩的な、やさしい言葉で綴られている。「Schweigen」は高い意識レベル、それはすなわち言葉には置き換えることができない状態をも反映している。

 

ここに浮かんでいる、あるいは漂っている船は魂と解放へのシンボルで、変わり続ける風と「夜」の波から逃れ、今夜明けへと漕ぎだしてゆく。「夜」とは言葉にがんじがらめになっている生を意味している。

このモチーフを製作していく過程で気をつけていたのは、物理的なビジョンを正確に描写することより、夢のような、全体としての雰囲気やフィーリングを描くことだった。そのため船は船底から描かれ、内面のビジョンとして全体の風景はほとんど浮遊しぼやけているようなシンボリックな形に仕上がった。


(※)ウレ・リトゲン画伯は、たくさんのモチーフを Zeno Roth の詩集からインスパイアされて作成しており、その場合は詩と同じタイトルを絵のタイトルに採用している。
この絵画作品の元になった詩は 1994 年の6月にイギリス、Seaford の海岸で書かれたもの。

11回目のウレ・リトゲン展 in フジムラコンテンポラリーアート

2018年10月13日(土)~11月10日(土)
2009年よりフジムラコンテンポラリーアートで続く10年目(11回目)のウレ・リトゲン展が開催されます。

 

フジムラコンテンポラリーアートで開催するウレリトゲン店の企画展案内はがき

 

最新作は2点発表です!!
尚、今展は新作・旧作のみならず、特別公開のオリジナル原画が展示されます。この開催期間だけご覧頂ける作品で、ウレリトゲン画伯のアトリエより、今展の企画の為だけに郵送頂いた“縦87cm×横125cm”の大きな原画作品です。

是非、皆様、お誘いあわせの上、ご来店下さいませ。
スタッフ一同、心よりお待ち致しております。