FCAアーティストからの年賀メッセージ~その8:YUI編~

フジムラコンテンポラリーアート(FCA)所属作家さんによる、年賀作品・メッセージ第8弾は、YUI先生からいただいた作品をお届けいたします。

 

 

皆様、お世話になります。YUIです。
新年 明けましておめでとうございます!!!昨年は非常に濃密な2~3月を過ごさせて頂き、有難うござました。今でもつい先日のことのように思い出され、もう年が明けたのかと信じられない程です。

 

この場をお借りして、今年の抱負を兼ねた近況をお伝えいたします。
これまでの活動の中で、概ね自分のペースというものが分かってきました。それによると私は長いインプットの時間が必要で、頭の中をどうやって描き出すか?というステップに到達するまでが大変です…。そこまでいけば、後は銅と針が戯れる中で線が生まれていきます。

 

そんな私ですが、今、これまでで一番長い時間をかけて情報を咀嚼しています。春から本格的にカタチにしていく為、下準備をしている段階です。

銅版画で、今年はさらに深化した世界観を表現できれば…
そして皆様にご高覧頂き、??(読み方不明)のないご意見を交わす事が出来れば幸いです。そのような思いを持って、作品制作に精進して参ります。本年もどうぞよろしくお願い致します。

YUI

 

FCA10周年記念コメント 第9弾

2017年2月に、フジムラコンテンポラリーアートにて初の個展を開催したYUI画伯。

 

 

私達に「銅版画」の魅力を存分に伝えて下さいました。

 

 

シリーズ名『錆色の森』

銅版画で使用するインクが深いこげ茶であることから、シリーズ名に【錆色】を用いました。細い線の中に繰り広げられた艶のある優しさは、驚く程、魅力的。…と同時にYUI画伯も大変に魅力的な女性アーティスト☆彡

 

 

感性重視の作家が多い中、知的なセンスと流暢で明確な解説力が伴った作家である為、共に時間を過ごしても有意義です。またこういった作家とは、イベントを通じて、一人でも多くの方に会う機会が作れれば…と思う今日この頃です。

それでは、頂戴したメッセージをご紹介します!

 

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開廊11年目、おめでとうございます。

記憶を11年前に遡りますと……
私が銅版画と出逢った年に、FCAがオープンしたようです。
なんだか嬉しい偶然です!!!
これからも、FCAの皆様のさらなる発展をお祈り申し上げます。

YUI

 

YUI画伯のアトリエにて
YUI画伯のアトリエにて

YUI先生より(2/2)

前回ブログ「YUI先生より(1/2)」 に引き続き、YUI先生より頂戴したメッセージをご紹介します。YUIファンの方々、そして作品をご所蔵頂いたコレクター様、応援頂いている皆様に目を通して頂きたいブログです(^_-)-☆

 

本日は、FCAにて個展開催後の感想を寄せて下さいました。
是非、お楽しみ下さいませ。

 


 

 

 

今回、作品構成に向き合う時間がとても長かったことが、今後の作家活動の姿勢を考えるうえで大きな基軸になりました。イメージをどのように展開し、場面を割り振り、モチーフを吟味し、画面構成するのか、そういった部分をとことん掘り下げること。

 

一方で、理詰めではなく、一枚の絵としてスッと心に沁みていくような、本来の抒情的部分を損なわない絵創り。そのせめぎ合いが自分の中にあって、模索の段階は苦しくもありましたが、自分の中で出した答えというのがまさに作品そのもの。本個展の出品作品を振り返って見て、そんな当たり前のことに改めて気付いたのでした。

 

 

 

そんな作家の試行錯誤を温かく見守ってくださったのがFCAでした。

 

作品を形にするまでにFCAと交わしたやりとりでは、忌憚なきご意見をくださってとてもとても勉強になりました。私は、どうやったらこのツワモノFCAをうならすプレゼンができるか?と虎視眈々と準備したものです。やりとりはまさにディベート、でも結果的に殆ど好きなようにやらせてくださった寛容さには、感謝しかありません。

 

 

共に展覧会企画を経験した今だからわかるのは、FCAには作家の私には見えない視点があったのです。作品を制作した作家のこれから、作品と出会った鑑賞者のこれからを考えている。だから作家は全精力を持ってして作品に向き合え、と背中を押していただいたような、そんな気持ちになったのです。

 

 

そして何より印象的だったのが、本展覧会で出会ったお客様の鑑賞する姿。興味と熱意と愛で溢れていました。展覧会を通して皆様とのご縁を賜ったことはとても光栄なことです。今後もこの場で学んだ多くのことを糧に、作家活動に励みたいと思います。ありがとうございました。

 

 


 

YUI先生、、、

強い作家魂を感じさせつつも、客観的な視点と温かな気持ちが混在するすごく素敵な文章を有難うございました。

 

1人の作家がFCAという元町の小さなギャラリーで、多くのファンと語り合い、両者が切磋琢磨し、方や作家として方やコレクターとして成長し続ける過程が、今年度2~3月に繰り広げられた訳です。企画展開催まで数年を要したYUI展の濃厚さを改めて実感させられました。

 

いつの日か、また次の個展を開催できるよう、私共スタッフも精進したいと思います。