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作家メモ
鉛筆というモノクロの世界から溢れだす美しい想像上の色。それは見る者一人一人異なる神秘の世界。
鉛筆は10H~10Bまでの全20種。日本製の鉛筆とドイツのステットラーを上手く使い分けながら色、強弱、遠近、光と影などを表現。また「鉄筆」を使用し、紙そのものが持つ『白』をも大事に使いながら、大好きな「ハッチング」で奥深い黒と鉛筆だけが持つ輝きを丁寧に描き記す。今にも動き出しそうな星や動物。遠くまで続く地平線や宇宙。神秘と共に、風景画、人物画、動物、ファンタジーまで様々な表現ができる魅力は、つだの醍醐味。
定期的に開催されるFCAでの個展では、毎年異なる主題を持ち、そのテーマや魅力を存分にモノクロの世界に反映し、見る者を虜にする。新たなチャレンジも恐れないそのひたむきさと前向きのアーティスト魂は、今後も続いていくと思われる。今後の期待値が高いアーティストの一人でもある。 -
Biography
東京都生まれ。独学で鉛筆画を始める。
1977年~ フリーで都内博物館、図書館、市役所などのイラストの仕事を始める。
・日野市ふるさと博物館イラストマップ他
・武蔵野私立図書館「ブックスタート」キャラクターロゴ他
・武蔵野市役所「土曜学校」「オルガンワンダーランド」パンフレット他
・府中市郷土の森美術館 展示用ブックレット用イラスト他
・府中市教育委員会「学びのパスポート」他
・ルック「理解を深める表現読み3,4,5,6年生」
・有料老人ホームカーロガーデンロゴマークなど
2002年 おもちゃコンサルタントの資格を取得。都内図書館・博物館にて工作教室講師などの仕事も手掛ける。
2004年~ 鉛筆画を中心とした作品の制作を本格的に開始。各ギャラリーにて個展、グループ展を開催。
2007年 イルフ童画館「日本童画大賞」入選。
2008年 美術の窓 2008新人大図鑑新人アーティスト250に紹介される。
東京都美術館「光陽展」入選・賞候補 。
ホワイトパレット「迷宮への誘い~アートなアートな昆虫の世界展」(昆虫標本とのコラボ)。
2009年 東京都美術館「東京展」大賞 東京展受賞。
2010年 カナダ国際交流協会「環太平洋展」(日本・中国・カナダ3ヶ国巡回展)。
2011年5月~6月 FCAでの初個展 『つだなおこ来場 新作発表展』 を開催。
2012年11月~12月 『星屑の子供たち展』 を開催。
ここでは、地球上すべての生命の根源が「彗星の星屑だ!」という説に大いに感銘を受け、宇宙や星と人間・動物・植物・または人間が創造したもの全てが、同じ元素から生まれた子供であり、兄弟なんだ…という思いを抱き、制作。
新しい技術的な工夫も施され、新たな世界観を表現する。2013年12月~2014年1月 『扉の向こう~心のページを紡いで~』 展を開催。
ここでは、手の中に納まる鉛筆アートを目指し、「本」を制作。本の表紙(扉)を開けると、そこに広がる無限の世界が待っている。温かみと共に、難しい本制作への取り組みを見せた渾身の作品展。2015年12月~2016年1月 『旅する幻影 -光と影- ボブの幻想旅行記』 を開催。
ここでは、モノクロの中に潜む鉛筆の色と光を追求。人工的な「光」を人間が得られたのはつい最近のこと…作品に照らす一筋の光は作品内の見えなかったものを映し出すという特別な効果をもたらし、観る者を歓喜させる深みある作品。
タイトルに登場するボブも重要なカギを握る!ストーリー仕立ての作品鑑賞は、FCAならではのユニークな企画。2018年3月 『流離う月光-ボブの森海旅行記-』 を開催。
2015年に続く主人公「ボブ」が誘う旅の続きを思わせるタイトルに様々な想像をもたらしてくれた作品展。2020年11月~2021年2月 『薄明の輪舞 -ボブの時空旅行記-』 を開催。
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Art Works