New York Art EXPO2008に参加!ニューヨークの街もご紹介します

皆さんこんにちは。

これより私たちフジムラコンテンポラリーアートはNew York Art EXPOに参加してきたので、私、鈴本がレポートをお届けいたします。

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目次

チェルシー街を巡る

チェルシー街は、ニューヨークの中心地タイムズスクエアから、地下鉄で南西に15分程で到着します。この一帯は、元倉庫街であり、一区画違うところには、19世紀の町並みを保存するチェルシー歴史保存地区という地域を持つ新旧混在するエリアです。

ニューヨーク

画廊街としての発展は、約10年前、当時画廊街があったソーホーが観光名所になったことで、地価があがったことからチェルシー地区への移動が始まり、今では、大小合わせて300にもおよぶぶギャラリーが22丁目から25丁目の三本通りを主として、集まっています。

最近では、旅行雑誌でも最先端ニューヨークアートシーンの紹介として掲載されているほど、観光客にも注目されています(ニューヨーク初旅行である私が買ったガイドブックにも載っていました)。

SOHO

まず驚いたことが、「ビルすべてがギャラリー」というギャラリービルの存在、それに元倉庫街であったことも関係があると思いますが、まるで体育館のように広いスペースと高い天井…いずれも日本と比べると銀座のような敷居が高い・こぢんまりというのとは、大きく違って、人種も何も関係なく「Come On!」といわれているようなオープンな印象を受けました。それはきっと、アメリカが、アートを当たり前と受け止めているからなのでしょう。

チェルシーのギャラリーといっても、余りにも広いものですから、ニューヨーク到着前から、チェルシーを代表する大手ギャラリーから回ることを決めてました。

しかし、実際訪れてみると、ドアに小さくギャラリー名が記されているのみで、知らなければ通り過ぎてしまうような感じです。今回は、22~25丁目の間でも、中心である24丁目をメインに回りました。

…ですが、あまりにも前衛的、かつ斬新すぎて、作品を前にして思わず考え込んでしまい、作品に対して「どういう意味があるの?」と聞きたくなってしまうようなものも…。

ギャラリースタッフの方にも慣れない英語力を駆使して聞くも、「意味なんて分からないよ!」と返されたり…。小さなことにとらわれず、そのものを見て!ということなのかもしれません。

約300箇所あるギャラリーのうち、特に印象に残ったギャラリーをご紹介いたします。

ガゴシアンギャラリー

ガゴシアンギャラリー

ニューヨーク、サンフランシスコ、ローマなどにも支店のある大手ギャラリー。アンディー・ウォーホルなどのアメリカ現代美術を代表する画家を扱ったことで知られています。

ガゴシアンギャラリー

このときいらっしゃったスタッフは、受付の方2名と男性ディレクター2名。アメリカ出身の画家、リチャード・アートスカワギャーの作品をメインにしていました。絵画と立体アートの展示を行なっていました。その数全部で16点。

画材は、チャコール・アクリル・ラミネートハンドメイドペーパー・サンドボードを使用し、一部に車のラバーが入っている等コンテンポラリーアートそのものといった作品。

どんな意味を持つのか聞くと、「意味などはないですよ。」とのこと。しかし、深みのある絵画は、5歩下がって斜めから覗けば浮かび上がるシーンがあったり…。技術的には、大変奥深い簡単には真似できないものがあります。

海外の観光客にも、丁寧な対応をしていたのが印象的で、さすがはチェルシーを代表する大手ギャラリーだとうならせられました!

メアリーブーンギャラリー

1980年代にバスキアを世に送り出し、ソーホーを席巻したことで有名なギャラリー。

残念ながら、今回は、写真と映像の展示を行っていたので、ギャラリーの雰囲気だけを見てきたのですが、スペースは本当に体育館をイメージするような天井が高く広い空間になっていました。

ジュリング・オウガスティン

ここは、ギャラリービル隣の路面に面したギャラリーで、今回は、ジョージ・コンドという作家の展示を行なっていました。

ガゴシアンギャラリーと同じで、広い空間に、巨大な作品だけがかけられていました。ここでは、展示している画家のことよりも、今のチェルシーアートシーンの貴重な話を、ここでバイトをしている日本人美大学院生の方から聞くことができました(彼は、在住歴7年。彼の制作作品は、映像と組み合わせたコンバインドメディアという、ニューヨークでの流行ジャンルだそうです)。

ジュリング・オウガスティン

作家については、著名な作家で、画集が何冊か出ているくらいです。そのとき展示されていた作品は、キリストの磔刑から天国に至る4連作で、若干パロディ風でアニメのようなタッチで描かれていました。個人的には頭を傾げてしまうようなところがありましたが、何と、全て販売済み!しかも、価格は約2000万近くするとのことで、再度仰天しました。

「フィギュラティブ」という、抽象画から具象作品が主流になっているチェルシー街の主流画風だそうです。何でも、アメリカでは税金対策として(アメリカの法律では、アートは税金がかからないのです)コレクションしている方も多いとのことで、まとめて購入されるコレクターの方もいらっしゃるとか…。日本との感覚の違いですね。非常に驚きました。

ほかにも多数の契約作家を抱えていて、その中には日本人画家もいるとのこと。ニューヨーク以外でスタジオを所有する画家なのに、契約するギャラリーは、チェルシーを選ぶようです。それだけ作家にとってチェルシー画廊街というのは、自分たちを第一に評価してくれる場所なのだという認識があるからこそ、今後もチェルシーのギャラリーが低迷することはないのでしょう。

マシューマークスギャラリー

こちらは、チェルシー街の草分け的な存在で、旅行誌にも載っているような大手ギャラリーです。

マシューマークスギャラリー
ペットボトルを使用したアート

私達も期待していましたが、今回の展示は、使用済みペットボトルを紐で結んで組み合わせたような作品と合わせて、壁にはポートレート風の小さな版画作品、鏡を組み合わせてある立体アート(?)などが展示されていました。

マシューマークスギャラリー
展示スペース

個人的な感想では、子供のときの図画工作のようなもので、理解するのにはしばらく時間を要するかもしれません・・・。

マリアンヌ・ボエスキー・ギャラリー

(5) マリアンヌ・ボエスキー・ギャラリー
映像機材

ギャラリー入口付近にはポップアートを、奥にはコンバインドメディア(映像を流し、その映像を絵画として描いたもの)が展示されていました。

マリアンヌ・ボエスキー・ギャラリー
その映像を絵画とした作品
マリアンヌ・ボエスキー・ギャラリー
ポップアート

これが、最先端ニューヨークアートシーンのようです。

その他のギャラリーでも、こんな面白い作品がありましたよ!

ウッドアート
ウッドアート
シャツをアレンジした作品
シャツをアレンジした作品
超リアルオブジェ
超リアルオブジェ
流れるアート
流れるアート
流れるアート
流れるアート

どのギャラリーも、そのとき展示している作品に関して、まとまった雰囲気があり、白壁のギャラリーでも、コンクリート剥き出しの壁であっても、作品が呼吸をして生きています。

実際、チェルシー画廊街を回って、他の国にアトリエを構えても、展示されるのだったらここを選ぶ画家の気持ちが少し分かるような気がしました。生きたアートにしてもらえるというのは、作り手にとっては至上の喜びですよね。

それに、大手といわれるガゴシアンギャラリースタッフの説明力や丁寧さなどは、同じギャラリースタッフとして、学ぶところはとても多くありました。

チェルシーギャラリーは、飾っている作品や、スタッフの方の丁寧な対応などはいうまでもなく、ギャラリー内の少し緊張感を感じる空間が心地よく感じられました。私たちも、横浜元町からそんなギャラリーをつくりあげていきたいと感じました。

また、この後には、バッテリーパークから手の平サイズでの自由の女神を見て、夕食はバードランドという一時代を築いたジャズ・バーで会食。ジャズ・バーというと、あまり興味の無い方でも「ブルーノート」という名前は耳にしたことがあるかと思いますが、バードランドは、若干年齢層の高い大人のプレイヤーが所属したことでも有名で、ブルーノートと人気を二分しています。

約20年の閉店の後に再度オープンしたバードランドは、巨匠といわれるプレイヤーが集う伝説的な存在です。全員が一体化して音楽を楽しむ様子は、アメリカの社交の世界であり、日本にいては分からないアメリカ文化だと感じました。

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ニューヨークの美術館巡り

続いてニューヨーク滞在中に、“今日は美術館の日”と決め、2軒の美術館を巡ったのでお届けします。

まずは、世界四大美術館の一つであるメトロポリタン美術館

メトロポリタン美術館

NYアート紀行:美術館編

世界四大美術館と言えば、フランスのルーブル、ロシアのエルミタージュ、スペインのプラドそしてニューヨークのメトロポリタンと言われています。

場所は、五番街に面したセントラルパークの敷地内に位置。

「ヨーロッパに負けないような立派な美術館を」と、1870年にアメリカの芸術家と芸術愛好家たちのグループによって創設されたもので、他の三大美術館とは、展示物の数や種類が圧倒的に多いことが特徴です。

ここは、先史時代から現代にいたるまでの人類5000年にわたる美術・工芸品を所蔵。その数は、約330万点にも及び、うち四分の一を展示・公開しています。本当に素晴らしい上、規模が大きく、全館を回るには正直、一日ではとても無理だと思います…。では、おすすめのジャンル別に幾つかご案内してまいります。

ギリシャ・ローマ館

紀元前に栄えたギリシャ文明の遺産とローマ帝国下で生まれたアート作品約3万5000点を展示。

大理石の彫刻や豪華な装飾品、当時の生活がしのばれるレリーフが刻まれた壺や皿など幅広い作品を見ることができます。

皇帝や戦士、優美なギリシャ神話の女神像などの彫像も数多く、日本ではありえませんが、なんとその場で授業中の学生たちが作品を目の前にスケッチしている姿は、本当に羨ましい光景でした。

19世紀のヨーロッパ絵画

印象派の創始者であるマネ・モネの数々の傑作、ルノワールの透き通るような白い肌の女性の作品、ドガのバレリーナのデッサンから油絵、貴重なブロンズ像もすべてが感動です。

ゴッホの自画像も小さな作品ですが、とても深い絵です。

その他ゴーギャン、セザンヌ、それぞれ模索した技法、表現方法は違いましたが、アートの力を十分に感じ取れる圧巻のコレクションが揃っていました。

おすすめの場所、オランダ絵画!

17世紀オランダ絵画黄金時代の作品が中心で、中でもフェルメールの作品群はメトロポリタンが誇るコレクションです。今やTVコマーシャルで有名になりましたよね。

実は、フェルメールの残っている作品は世界で、わずか36点。その内7点が今年の夏2008年8月から日本の東京都美術館にやってきます。一見の価値ありです。

また、それ以外にも、光の魔術師として有名なレンブラント「自画像」もあり、黒の色合いがとても深く重みがあり、美しくて思わず立ち止まり、見とれてしまいました。油絵のほかにもエッチング(銅版画)があり、線の細かさに圧倒!!400年前に制作されたものとは考えられない程素晴らしい作品でした。

実は今、レンブラントのエッチング作品がなんと!フジムラコンテンポラリーアートでも7点見ることができます。

当ギャラリーでは、美術館と異なり、レンブラント作品をルーペで見ることも可能です。額装していない歴史ある作品に触れることの出来る僅かなチャンスです。

この機会に「世界のレンブラント作品」を是非見にいらして下さい。お問い合わせはフジムラコンテンポラリーアートまで。

最後に余談ではありますが、歩き回って疲れたら、一階にあるペトリニート・カフェでランチをするのもおすすめです。

卵料理からパスタまであり、カプチーノは特に香りが良くガラス越しに見えるセントラルパークを眺めながら味わうのは、格別なものがありました。後ろに写っているコーナーは、アフリカ・オセアニア・アメリカ美術です。

New York近代美術館MOMA

通称モマ(MOMA)。
正しくは、Museum of Modern Art

このMOMAは1939年に開館し、日本人谷口吉生氏のデザイン設計により2004年に生まれ変わりました。
総工費は約944億円!今回の改築は、空間というものを大事にし、高層ビル群の中にある美術館という印象を払拭。展示スペースは以前の約1.5倍となり、建物中央を貫く吹き抜けがダイナミック。外観は、白と黒のコントラストがきっぱりとして美しい。場所は、5番街と6番街に位置しています。

MOMAは、「絵画・彫刻」「版画・挿画本」「ドローイング」「建築・デザイン」「写真」「フィルム・メディア」という6部門の作品が展示されています。そして新生MOMAが力を注いでいたのが1970年以降のコンテンポラリーアート専用の2階フロア。

ダンボールで出来たオブジェや薬のカプセルの形をした間接照明など面白いものが数多くあります。

3階は、コンバインドメディアで主に映像を使ったアートです。

4階、5階は、アンディー・ウォーホール、ピカソ、ゴッホ、マチス、モネらの歴史作品が凝縮されています。いわゆる美術の教科書に載っている近代美術集大成といった感じでしょうか…。

また、ここは、お土産も充実していますから、是非MOMA GIFT SHOPを回るお時間も作っておいた方がよいですね。世界中のグッズや小物が販売されています。

ステーキハウス Smith&Wollensky

この日の夜は、ニューヨークでそして世界で最も有名なステーキハウス、Smith&Wollenskyに行きました。アメリカのボストン、シカゴ、コロンブス、ヒューストン、ラスベガス、マイアミビーチ、フィラデルフィア、ワシントンDCにもお店が出ているとのこと。

ここニューヨークの店は昔からメニューを変えず、こだわりぬいたビーフを使い、焼き具合が抜群によく、ソースを付けるというよりも、肉本来の美味しさを味わいます。

またロブスターも丸ごと蒸したものをバターソースで頂くというアメリカンスタイルで甘味があり、本当に美味しく、間違いなくいつもよりもたくさん食べてしまいます。

働いている人たちも、「叔父様」といった様子のベテランの方しかいないところが名店ならではかと。ニューヨークに来たらやはり、ステーキを食べないと…という方には、超!絶品!オススメの、Smith&Wollenskyです。

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NEW YORK ART EXPO 2008へ参戦!

そしてついに最も重要な「NEW YORK ART EXPO 2008」のイベントレポートをお届けします。

2008年で30周年を迎えたART EXPOは、無数の芸術実力者の草分け的な貢献と他に類のない成果を遂げまるで芸術のオリンピックとも言われるほど。

1年に1回、ニューヨークのウエストサイドにあるJacob K. Javits Convention Centerで開催されます。

中に入ってみると、とにかく大きい会場で約530ギャラリー、9600人の芸術家の作品が出展されていました。2月28日から3月3日までの開催で、28・29日がバイヤー参加日、それ以外は一般公開日とされ大人1人1ドルで入場できます。

基本的に1作家1ブースとなっており、ブ-スの前を歩いていると、作家自らもしくはギャラリーのスタッフがアプローチをしてきます。

あらゆる国の作家たちが集まっているため、具象画、抽象画、半立体、立体そして色合いや素材まで個性あふれるものばかりでした。

現在活動しているアーティストが多い中、アメリカが生み出したイラストレーションのみにこだわった世界唯一の美術館NMAI にある原画から版画を起こした史上初の作品であるノーマン・ロックウェルの「息子の旅立ち」やあらゆるアーティストに影響を及ぼしたと言われるパリッシュの代表作「夜明け」もありました。

Merlina

このように数多くのアーティストたちの作品がある中、代表である藤村の目に止まったのは、絵ではなくウッドスカルプチャー作品!!

New York Art Expo

Merlinaというアーティストです。
木の素材の立体作品で、壺や洋ナシ、林檎、紅葉のような形をしており、色も黄色、赤、青、緑などネイチャーカラーでつやもあるため、ぱっと見はとても木でできているとは思えないものでした。

Merlinaは、アリゾナ出身で現在セドナという雄大な赤い岩山に囲まれる小さな町に住んでいます。ここはアメリカ屈指のパワースポットと言われています。

ボルテックスと呼ばれる、電気、磁気、電磁気の力が渦巻いている場所が20箇所以上もあること、また、かつてネイティブ・アメリカンの聖地だったことにより、スピリチュアルな聖地としても大変有名です。また、場所により精神面、身体面に与える、種類の異なるエネルギーもあるとのこと、とても神秘的かつ魅力的な場所なのです。

New York Art Expo

Merlinaはもともと絵を描いていたそうですが、彼の住むこの聖地で、大変多くの木が自然環境等の変化で朽ちていったり、木が虫食いになってしまっている姿を見て、「これ以上虫に食べられないように、また、だめになって朽ち果ててしまうなら作品として残してみたい」と思ったことがきっかけで、18年前からこのウッドスカルプチャーの制作に取りかかったそうです。

Steve Hallmark

そして彼の作品は必ずといっていいほど鮮やかに色づいている中、一部キラリと輝くものが見えます。それは、当ギャラリーまで足を運んで肉眼でご覧いただきたい…特別な質感「輝き」です。

この作品そのものが、ガラスのようにはかない美しさを持つものに一瞬見えるけれど、実は「木」が素材だいう斬新さで、尚且つ向きによって形の見え方が変わるものもありますので、360度楽しめます。

また、最終日には、この30周年のArt Expoで初出展ながら3Dアート部門で最優秀賞を受賞されています。

その時のインタービューで、

「EXPO初参加の我々に、このような賞を…。また、スタッフの方にも本当に助けられました。今回は、とても胸がわくわくするような刺激のある体験ができました。これからも頑張ります。」と話し、

受賞後、当社代表の藤村には、

「このNEW YORK ART EXPOに参加したからこそ、FUJIMURA CONTEMPORARY ART.と出逢い、日本でも、私の愛する作品を発表することが出来ます。日本はまだ行ったことのない国。いつか訪問できること、心から楽しみにしています。」と言っています。

「木」に対する愛情から生まれた作品とはいえ、このArt Expoで世界に認められ、これを機に一気に世界へ羽ばたくことでしょう。

このアーティストは、日本独占契約ですので是非楽しみにしていて下さい。

正直、言葉を操って、巧みに表現しようとしても、このアーティストMerlinaの作品は伝えきれないですね。色、形、モチーフ…それだけでは伝わらないスピリチュアルな目には見えない包み込むようなオーラ、感覚の作品。

私達は、その作品を抱いてみました。

「抱っこ」という感じが正しいかもしれません。とにかく温かいのです。アーティスト自身が穏やかでナチュラルな方のせいか、温かみも、より深い大きな感じで、まるで作品一つ一つに心が宿っているようでした。この感動は、平面の絵画と異なり、作品を360度眺め、触れて、抱いてみて伝わるもの。

ギャラリーに出展次第、また報告したいと思います。

また、この夜は、チャイナタウンにある九記というお店で上海料理を食べました。

ここは13年以上前からメニューを変えることなく続けている老舗で、お店の入り口に生簀があり上海ガニや海老がいて、自分でどの素材にするかを選びに行くこともできるのが特徴です。

ギャラリーが元町ということで中華街に食事に行くことは多いのですが、中華街で食べる料理とはまったく違うメニューばかりで驚きました。

上海料理とは一口に言っても世界は広い。味覚もグローバルなニューヨークです。

タニシのような貝の甘辛煮、車海老のガーリックソース焼き、鶏肉の蒸し焼き(皮はパリパリ)、魚と香草の煮付けなどたくさんの種類の料理をいただきました。

ニューヨークで上海料理を食べたい際は、是非お試し下さい。

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