吉野公賀作品所蔵のお客様にインタビュー

今回は吉野先生の作品をご所蔵されたお客様にインタビューさせていただきました(^v^)インタビューを受けてくれたお客様は、TOKIO様です。
TOKIO様は様々なアーティストの作品をご所蔵。良い意味で“マ二アックな独自の感性”で作品をご覧になる方です。私共も作品の感想をお聞きする度、TOKIO節ならぬボキャブラリー溢れるお言葉を頂戴し、毎度関心しております。今回は、TOKIO様が吉野先生の作品をご所蔵された際に、いくつか質問をさせていただきましたので、ブログにまとめてみました!

 

質問1:吉野先生とはまだ直接お話できていらっしゃいませんが、ギャラリーでお見かけされてますよね?その時の印象はどうでしたか?
→ 好青年の印象を持ちました。

 

TOKIO様

TOKIO様

 

質問2:原画作品を見たときの感想はどうでしたか?
→初めて見たときは、色々なタイプの絵があったのでこの人は発展途上の方なのかな、自分のスタイルを模索しているのかなと思いました。原画作品の中では、『道』を描いた作品がいいと思いました。日本画の巨匠である東山も道の作品を描いていますよね。「道」が描かれている作品には、色々な自分なりのストーリーを作り出せるのでいいなと思います。

 

私にとってはきれい、かわいいと思う作品は物足りなさを感じます。対話ができる絵が好きです。対話とは作品を見ていてストーリーを連想させてくれることですね。

 

 

 

 

質問3:絆シリーズという版画作品を見ていかがでしたか?
→象徴的な黒い樹はどんな位置づけなのかな…と思いながら見ていました。それぞれの作品への案内人なのかなと。

映画で「2001年宇宙の旅」にモノリスという名の壁のような黒い物体が出てくるんですよ。モノリスに原始時代のサルがそれを触ることで、人類に近づくための知性を得たというシーンがあるんです。その黒い物体は、見る人それぞれに対して影響を及ぼすものの象徴的な存在なんです。この黒い物体が吉野作品の黒い樹に相当するのではないか…と思いました。

 

 

質問4:絆シリーズの「one in a million#1.2」を所蔵する作品に選ばれた理由はどうしてでしょうか?
→見た目的には、構図、2枚組みという点、色彩の対比の面白さです。絵柄の内容としては、背景がブルーの作品はミクロの世界を感じ、背景が黄色の作品はマクロの世界を感じました。そいう点から世界の始めと終わりのような、東大寺南大門の金剛力士像も連想されましたね。自分なりの解釈が広がり、絵と対話できました。

 

作品を眺めるお姿

作品を眺めるお姿

 

 

 

最後に吉野先生へメッセージをお願いします。
→是非1度会ってお話がしたいです。
私自身も高校3年間、奨学金を受けながら通っていたので、困っている人にお金を援助するという活動に対して非常に有意義なものだと思っています。ただ、駅前の募金活動に毎回お金を入れたりするわけではないし、ましてや自分がリーダーになって援助活動をしたこともなかったので、今回、自分が好きな絵を買うことでその人助けになれるのは嬉しく思いました。

 

吉野先生の企画展案内はがきとともに

吉野先生の企画展案内はがきとともに

 

TOKIO様、改めてインタビューを受けていただき、有難うございました \(^o^)/

今後も、様々なシーン、企画にて、お客様方にインタビューをさせていただくかと思います。その際は、ご協力をお願い致します!!

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