冬の香りを満喫!女二人のカシマシ旅物語

皆さん新年明けましておめでとうございます。
皆さんは、どのような年末年始をお過ごしされましたでしょうか?

今回は、私、亀田と鈴本2人で一泊二日の箱根温泉旅行に行って、色々なお勧めスポットを見てきましたので、皆さんにいくつか、お勧めスポットをご案内したいと思います。

(初体験 オーベルジュ オーミラド)

噂を聞いて、絶対に一度は行ってみたいと思っていたお店。
小田原駅からバスに揺られ1時間以上かかったと思います。険しい山道をクネクネと永遠に登っているような気がして本当にこんな場所にあるのか途中で大変不安になりました。もしかしてもう通り過ぎたのでは??と不安がよぎった頃、急に白亜の建物が現れ、急いでバスを降りました。そこはまるで別世界の特別な空間でした。
私たちが泊まった場所は、本館のお城のような洋館ではなくて、一番新しく出来たインドネシア・バリ島から取り寄せた調度品に囲まれる、癒しの空間に宿泊し、食事は、オーベルジュで、というのが今回のオーダーでした。オー・ミラドーは日本初のオーベルジュとして1986年にオープン、開業20余年です。オーナーシェフの勝又登氏は日本のフランス料理界が現代風に変革を遂げた際、その一端を担った方です。

 

食事まで、時間が少しあったので、箱根の森にひっそりと佇む癒しの空間・温泉に入りました。源泉は元箱根温泉、本当に気持ちよく、疲れが取れたのはもちろんですが、凄く癒されました。
次は、この旅一番の目的であるディナー。
暖炉から火がゆらめく、落ち着いた照明のゆったりとした空間で、こだわりの食材を使った、とにかくたくさんの種類のお食事を頂きました。

 

優雅なテーブルのセッティング。 座るだけで幸せです♡

優雅なテーブルのセッティング。
座るだけで幸せです♡

 

色々な種類のチーズは食事の風味を一層盛り上げます

色々な種類のチーズは食事の風味を一層盛り上げます

 

三島・広川農園の無農薬野菜。熱海や山梨の旬の果物。相模・駿河の2つの湾の鮮魚。そして、初めて食べて感動した冬のジビエの「鹿!!」、濃厚で本当においしく、幸せでした。見た目と味と、本当に満足できました。

 

そして、何と言ってもサービスレベルの高さ。お料理が美味しい事以外に、こちらのお店のサービスマンは、つかず・離れず、とにかく心地よいサービスを提供してくれました。同じ接客業をしている私たちにとって、とても勉強になりました。ギャラリーに来店頂ける皆様にも同じように思って頂けるように、見習えたらと思いました。

 

オ・イ・シ・イ!!!!

オ・イ・シ・イ!!!!

 

昨夜食べすぎで、翌日の朝食は食べられないと思っていたのが嘘のように、・バスケットいっぱいのパン・自家製季節のジャム4種・広川農園の新鮮サラダ・白いお野菜のスープ・天城シャモの卵のスクランブルエッグ、虹鱒の卵添え・名物、黒温泉卵・季節のフルーツ、外の清々しい景色を見ながらおいしく頂きました。そして、一泊二日の癒しの空間を後に…。

 

ここで、一泊二日の女2人旅は終了で、二日目からは箱根に合流して、お馴染みのメンバーで、王道の箱根の観光をしてきました。

 

暖かい日差しを浴びながら

暖かい日差しを浴びながら

 

まずは、芦ノ湖に行きました。
すごく晴れた芦ノ湖は年末にもかかわらず、とても静かで、空気が澄んでいて、富士山が真っ白に雪化粧して箱根の山から顔をのぞかしていました。湖には鴨の親子がいて、湖の中に潜り、魚を一生懸命捕まえているのを見ると、都会の日常では味わえない時間がとても優雅で、贅沢に感じられました。

 

男性メンバー。ふさわしい形容詞が

男性メンバー。ふさわしい形容詞が、、、

 

大涌谷の黒卵

次に、朝食に出た黒卵をみて、久しぶりにあの光景を見たいなと思い、大涌谷に行きました。大涌谷は芦ノ湖と並ぶ箱根を代表するビュースポット。

ついた瞬間から、あの硫黄の臭いは、強烈でした。噴煙が濛々と立ち昇る様は、幻想的でもあり、何度行っても不思議な光景に感じました。行ったらお決まりである、1個食べると7年、2個で14年寿命が延びる…。などと言い伝えがある、延命長寿の黒玉子を食べました。オーベルジュで食べた上品な卵とはまったく違い、それはそれで、雰囲気に流され2個も食べてしまいました。14年寿命が延びました!!

 

ラリック美術館

最後に行ったのがラリック美術館。食べてばっかりの旅行になるところだったのですが、やっと画商をしている私たちのブログと感じていただける場所を紹介します!!

ルネ・ラリックは19世紀後半から20世紀にかけて活躍したフランスのガラス工芸家で、アール・ヌーボーとアール・デコの橋渡しの役目を果たしました。フリーのデザイナーから出発し、カルティエの下請けなどをしていたそうです。

ラリックといえば、女性が立体的に彫られたガラスのオブジェをまず想像しましたが、彼は宝飾品のデザイナーだったんですね。香水瓶、髪飾り、花瓶、ブローチ、チョーカーなど重厚かつ繊細な作品がたくさん展示してありました。材料には金、ダイヤモンド、プラチナ、アメジスト、獣角などさまざまなものが使われていました。まるで当時のパリの社交界にまぎれこんだような気分です。思わずひとつ欲しくなってしまいました。

 

「箱根ラリック美術館」はルネ・ラリックの生涯にわたる創作活動の全貌が、ドラマチックな展開で見ることができる、これまでにない美術館です。レストラン、ショップも充実していますので、是非一度見にいってみて下さい。すごく新鮮で感動できますよ。入口に展示してあるクラシックカーに、ラリックデザインのカーマスコットがついているけれど、この写真では、わかりにくいですね。

 

今見てもカッコいいデザインですね!

今見てもカッコいいデザインですね!

 

ラリック美術館のレストランで。かわいい~♡

ラリック美術館のレストランで。かわいい~♡

 

なんだか、一泊二日のグルメリポートのようになってしまいました。日頃忙しく、年末ぐらいは…とお家でゆっくりしてしまいがちではありますが、こんな近くに、日本ではないような非日常の空間でゆっくりするのも、日頃絶対に味わえないからこそ、お勧めです!本当に癒されました~。

 

2009年からは絵だけでなく、色々な事を皆様にお伝えできたらと思っております。お楽しみにしていて下さいませ。
今年もどうぞよろしくお願い致します。

SPONSORED LINK

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です