銅版画家 YUI『The Light』展示中のギャラリーの雰囲気 2/2

前回のブログでご紹介した続編。「The Light」展示中のフジムラコンテンポラリーアートをご紹介します。

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錆色の森 -浄化-

銅版画家 YUI『The Light』展示中のギャラリーの雰囲気

 

鹿の角に飾られた『錆色の森 -浄化-』
この作品のストーリーをご紹介します。

ヒソップに囲まれた稲光は天へと続く象徴的なイメージ。
ヒソップの花言葉は【浄化・清め・清潔】。 その花に囲まれた稲妻を辿り、まさに蜘蛛の糸の束縛から脱するシーンです。

稲光を辿っていくにつれ、美しい翅(はね)を焼き尽くしていきます。 翅には“理想の姿”…それは努力の成果でもあり、自己実現の意味があります。

YUI画伯の6枚翅の蝶にだけ秘められた思い。

何よりも大切であったはずの6枚翅を焼き尽くした後、蝶は青い炎の翅を手に入れます。 その翅には自分の本質、絶対的な存在という意があり…そして最終作へと続いていきます。

 

ここでご紹介した作品は『錆色の森』シリーズの第9話にあたります。

 

銅版画家 YUI『The Light』展示中のギャラリーの雰囲気

 

作家自身がしたためたストーリーと共に鑑賞できる今展、『The Light』。

 

銅版画家 YUI『The Light』展示中のギャラリーの雰囲気

 

もしかしたら…これは作家“YUI”自身の人生と重ね合わせたものかもしれません。

 

銅版画家 YUI『The Light』展示中のギャラリーの雰囲気

 

このような作品に添えられたストーリーなども、ご興味ある方々へはご案内させて頂いています。

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