スティーブ・ホールマーク来日展2013 ご報告(3)

久しぶりにスティーブ・ホールマーク来日展の報告ブログに戻ります。ちょっとウレ・リトゲン来日展などで、、、偉大なスティーブホールマーク氏のブログが前回から眠ってしまっておりました…zzz

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今日からのスティーブホールマーク来日展報告ブログは、お客様との様子をお伝えします。ちょっと高価な美術品、、、しかし作り手は、じゃんじゃん素手で触り、お客様にも丁寧に説明しながらも、触らせていた…これこそが、アーティスト自身だからこそ出来ること!

 

作品について詳細な説明!

 

作った時との比較

作った時との比較

 

左の作品は2008年頃の作品

左の作品は2008年頃の作品

 

作品は同じものが存在しない。

画家も同じ絵を描いた時、「オリジナルの作品を手掛けて、全く同じものに仕上がるはずはないから、1点ものだね!」とよく言います。スティーブホールマーク作品も同様。いや、もっとオリジナル。何故かというと、自然にある『木』から作られているから。

自然にあるこの長い時間を生き抜いた木々に同じ形状のものがあるはずもなく…よって、同じものを作りたい!とアーティストが思い願っても、同じ木がなければ同じ仕上がりにはならない。

 

ひとつひとつの色や艶、年輪の刻まれた木の節や文様、割れ目や傷はそれぞれにその『木』の持つ人生を物語るよう、そこに存在します。とても美しい生命力を感じさせるアート作品です。

 

感動の握手

感動の握手

 

もっと感動の握手???

もっと感動の握手???

 

世界的に有名な大御所(?)アーティストらしからぬフレンドリーな様子は、日本のお客様の心を虜にしました…zzz。気さく、冗談好き、明るい、おやつも大好き。ギャラリーにあるお菓子をたくさん召し上がって、毎度感動していました(笑)

 

よりどりみどりの色

よりどりみどりの色

 

笑顔絶えない時間

笑顔絶えない時間

 

じゅん会長まで・・・

じゅん会長まで・・・

 

丸い作品をよくご紹介しています。『save the earth』という企画タイトルで、東日本大震災後に、出展した作品シリーズ。

上部に丸い穴が開いています。あの小さな丸い穴から中の木をきれいに削っています。全体的に同じ厚みになるように、下には安定感を保たせるよう重みを残し削ります。作家はあの丸い穴のサイズをとてもこだわっていました。大きすぎても小さすぎてもダメなんだと…。中を削りだし出来る最も小さいサイズの穴なのだそうです。

 

あの穴をよく見てみた後、中の空洞をご覧下さい。おそらく想像以上に深く、幅広く削られていることに気付きます。立体アートの奥深さは、飾り続けるごとに、鑑賞し続けるごとに、勉強し続けるごとに…深まっていきす。全て学習から感動が広がっていきます。新しい発見に出逢う企画は、今月いっぱいです。是非、お越し下さいませ。

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