キム・ソングン来日展2016– 報告(4)

前回の報告では、モチーフの「雲」についてたくさん伺いました(*^▽^*)

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今日は、キムソングン先生の描く「木」について少し伺いたいと思います★

 

Q1.先生はよく白樺をモチーフとされていますね!お好きなのですか?

『まず、白樺は自宅にもある木でとても馴染みがあります。白樺はその名の通り、地肌が白く美しいです。それに真っすぐ空に伸びるところが気に入っています。』

 

 

 

Q2.白樺は寒い地域にあるので、横浜辺りでは見かけません。そうそう!先生のアトリエ(ガピョン)には沢山見かけました…。素敵ですね!先生の仰る通り、細くても真っすぐ天に伸びる印象です。

『地肌が真っ白で美しいのは新しい木=若い木です(笑)。人間と一緒ですね!』

 

ーセサンバクロー“安息”『麗しき歌声・夢②』

ーセサンバクロー“安息”『麗しき歌声・夢②』

 

Q3.これ、今回の新作の中には、真っすぐではない白樺もあるようですが…?

『これは色々と考えて描いたものです。ご覧になった方は「ちょっと曲がってるのかな?」くらいでしょうが、私は“人生の曲がり角”を表現したく描いてみたものなのです。

時には辛い時、悲しい時、悩む時…ありますよね?でも、そこで乗り越え、再度進み始めた時、また新しい道が開ける…そんな時が人生には必ずあります。そういった意味を感じて描きました。』

 

 

小さな思いが少しずつ積み重なって、これらの新作「ーセサンバクロー“安息”」シリーズが生まれたのだと、とても理解できますね…(^◇^)

 

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