特別展「つだなおこ~鉛筆幻想散歩~」が埼玉県 蕨市立歴史民俗資料館で開催!

1997年よりイラストなどのお仕事をスタートさせ、今年でデビュー25年を迎えた鉛筆画家つだなおこ先生

フジムラコンテンポラリーアート(FCA)所属作家でもあるつだなおこ先生が、埼玉県蕨市で個展を開催されているということで実際に行かせていただきました。

つだなおこ~鉛筆幻想散歩~の案内ハガキ写真

つだなおこ~鉛筆幻想散歩~』。

本来であれば、会期始まってすぐにブログ掲載させていただかねばならぬところですが…会場に足を運ぶまでに時間がかかり、会期終了間近のご案内となりましたこと、お詫びいたします。

それでは、「つだなおこ~鉛筆幻想散歩~」展のレポートをお楽しみ下さい!

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特別展「つだなおこ~鉛筆幻想散歩~」 in 蕨市立歴史民俗資料館

 蕨市立歴史民俗資料館の外観写真

蕨市立歴史民俗資料館

埼玉県にある蕨市立歴史民俗資料館は、中山道(なかせんどう)の宿場町として栄えた蕨宿の歴史などを主に紹介しています。

 蕨市立歴史民俗資料館

美術館や博物館のような、展示物の世界観を邪魔しない“展示場所”というより、宿場町であった蕨の歴史そのものを再現しつつ建設された建物でもあるので、初めて蕨に訪れた人々をその土地が歩んだ過去にも連れ立ってくれ、少々…旅に出てきたような錯覚に陥ります。

いや、錯覚ではなく、現実なのですが…(‘◇’)ゞ

つだ なおこ~鉛筆幻想散歩~のポスター写真

この雰囲気のまま「つだなおこ先生の世界観???」と思いながら自動ドアをくぐると…

そこはまるで別世界。

つだ なおこ~鉛筆幻想散歩~が開催された蕨市立歴史民俗資料館の写真

1階

会場は1階と2階に分かれており、全体的に黒で統一された1階フロアにはモノクロの作品がピタリとはまり、落ち着いた空気感の中、集中して作品鑑賞できる時が流れています。

つだ なおこ~鉛筆幻想散歩~が開催された蕨市立歴史民俗資料館の写真

2階

会場内には約150点もの作品が展示されています。

原画作品が大半ですが、一部、コレクター様のお手元に納品されている作品に関しては、高性能プリンターで印刷された代替品を展示(代替作品はごくわずかですが、非常に精巧に再現されている印刷物にて、驚きを隠せない私……これは立派!です)。

つだなおこ先生の写真

FCAにて(2011年撮影)

つだなおこ先生がアーティストとしてデビューし、およそ25年。

つだなおこ先生の写真

FCAにて(2011年撮影)

フジムラコンテンポラリーアートでの初個展開催は2011年5月ですので、ちょうど11年前です。

つだなおこ先生の写真

2017年撮影

早いもので、つだ先生の鉛筆画家人生の半分弱はご一緒させていただき、当ギャラリーを通じて多くの出会いがあったかと思うと、感慨深いものがあり…心の中では11年前までタイムスリップしながら、会場を見学させていただきました(*^。^*)

つだなおこ先生の写真

FCAにて(2017年撮影)

と言いますのも…会場には最近の新作だけではなく、2000年代頭に制作された作品たちも数多く並んでいます。

つだ なおこ~鉛筆幻想散歩~の写真

また、作品の構想段階で描かれた下絵なども一緒に展示。

つだ なおこ~鉛筆幻想散歩~の写真

つだ先生の頭の中で構築された、まだざっくりとした絵柄…一部、走り書き段階の絵柄も拝見することができますので、まさに「完成品までの道のり」を追うことができるよう展示されています。

つだ なおこ~鉛筆幻想散歩~の写真

「この下絵からあの大作が生まれてきたのだ!」という過程を知り得ることができる展示構成ですので、まさに手の内を隠すことなく披露する、かつてない楽しみ方ができる会場です。

つだ先生曰く、
「これだけの広いスペースだからこその展示内容です。今まではお見せできなかった下絵は、古いものでもすべて保管してあり良かったとも思っています。」

歴史民俗資料館側の協力も伺える展示のスタイルでもあり、先生も大変に感謝なさっていらっしゃいました。

イラストの世界

つだ なおこ~鉛筆幻想散歩~のポスター写真

つだ先生の活動の場の1つにイラストの世界があります。
本や雑誌の挿絵、表紙、子供向け絵本などなど…。

つだ なおこ~鉛筆幻想散歩~のポスター写真

自由に制作できる絵画作品とは異なり、イラストは出版社や文章を認めた作家の意向をくみ取ることが最優先課題ですので、調和を求められるお仕事。

要するに、画家とは一味違う技が求められる世界でもあります!

つだ なおこ~鉛筆幻想散歩~の写真

これらの展示物は、当ギャラリーFCAではスペースの問題から、過去、あまりご紹介できていないつだ先生の一面ですので、個人的には先生の総合力に感銘する場ともなり…本当に足を運んで良かったと思います。

つだなおこ作品を支える画材の数々

また、つだ先生がこだわった展示物の1つに、「画材」があります。

つだ なおこ~鉛筆幻想散歩~の写真

先生ご自身が使う鉛筆(三菱ハイユニ&ステッドラーの2種)、消しゴム(一般的な消しゴムに加え、練りケシ、電動消しゴム、カッター型の極細の消しゴムなど)、鉛筆削りやカッターナイフ、マスキングテープ、画板などなど…

つだ なおこ~鉛筆幻想散歩~の写真

まさに、作品を作り上げる上で欠かせないアイテムたちが一同に集結!

つだ先生曰く、
「大きなショーケースも貸し出していただき、せっかくなので、さまざまな角度から鉛筆画について想像いただきたい、感じていただきたい、もっと言うならば知っていただきたい!と思い、陳列させていただました。」

つだ なおこ~鉛筆幻想散歩~の写真

「あわせて、作品を描く上で大切な小物も展示しました!見て下さい(^_-)-☆

私の大好きな貝殻や松ぼっくり、サンゴや鳥の羽なども、すべて作品モチーフになっていますし、何より大好きなものばかり。長年かけて収集してきたこれらの小物たちから多くのアイデアやひらめきをもらっているので、私の宝物とも言えます。

これら全部ご覧いただくことで、私の作品世界をより深く楽しんでいただければ、とても嬉しく思います♪」

コロナ禍で展示会などの多くがキャンセル・延期となり、ようやくさまざまな方面で活動的にご案内ができるようになってきましたが、当会場ほど、気楽に遊び心を持って楽しめる空間はなかなかないように感じました。

第41回特別展「つだなおこ~鉛筆幻想散歩~」開催概要

つだなおこ~鉛筆幻想散歩~
Tsuda Naoko ~pencil fantasy walk~

■会期
2022年3月6日(日)~5月8日(日) 9:00~16:30
休館日:月曜

■入館料
無料

■会場
蕨市立歴史民俗資料館
〒335-0004 埼玉県蕨市中央5丁目17番22号(Googleマップ
・JR京浜東北線 蕨駅西口下車、徒歩約15分
・JR埼京線 戸田駅東口下車、徒歩約20分

■URL
https://www.city.warabi.saitama.jp/shogaigakushu/bunka/shiryokan/1008208.html

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つだ なおこ~鉛筆幻想散歩~が開催された蕨市立歴史民俗資料館の写真

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